多くの人が悩まされるシミ。
できてしまうと、消すのはなかなか至難の業です。
特に年齢もアラフォーにもなると、シミ取りは難しくなります。
シミができてしまう原因というのは、あなたも耳にしたことがあるであろう
「紫外線」
です。
紫外線を浴びる → 日焼けをする → シミ・そばかすができる
これが、簡単にいうシミができる過程です。
紫外線は「悪」?実は重要な働きも・・・。
シミの原因である「紫外線」
しかし、紫外線は私たちにとっては大切なものでもあります。
実は、紫外線というのは適度に浴びることも必要です。
紫外線を浴びることで、体内で重要な成分「ビタミンD」の生成を助けてくれます。
ビタミンDは、日常で摂取することが難しい成分でもあります。
体内で生成され、骨や歯を丈夫にし、免疫力を高める効果のある成分です。
紫外線自体は、決して体に悪い影響を与えるだけではないのです。
しかし、大量に浴びることで、トラブルの原因となってしまうのです。
紫外線を大量に浴びてしまうと、体内では活性酸素が大量に発生してしまいます。
活性酸素自体もまた、細菌などを撃退する役割のあるものでもあります。
ですが、大量に発生してしまうと肌細胞を破壊し死滅させてしまいます。
この活性酸素の細胞破壊から、肌を守るために生成されるのが「メラニン」です。
メラニンは活性酸素の侵入をブロックしてくれます。
役目が終わると、ターンオーバーにより体外へ排出されていきます。
メラニンは私たちの肌を守るため、とても重要な働きをしてくれています。
しかし、長時間、紫外線を大量に浴びることでかわってきます。
ブロックする役割のメラニンも、過剰に生成されてしまいます。
過剰にメラニンが生成されると、体外に排出されにくくなります。
体外に排出されないメラニンはシミとなってしまいます。
さらに、30代をこえると別の原因もでてきます。
肌のターンオーバーです。
アラフォーにもなると肌のターンオーバのサイクルは長くなります。
ストレス、ホルモンバランスの崩れなどが原因で、ターンオーバーが乱れてしまいます。
ターンオーバーが乱れると、過剰に生成されたメラニンを体外へ排出し切れず、表皮に留まってしまいます。
留まってしまったメラニンはやがて、色素沈着し、シミとなります。
シミの恐ろしいところは、20代ではできていなかったのに、30代~40代になって突然現れることがあるということです。
若いころに浴びた紫外線によって、過剰に作られていたメラニンは肌の奥に留まっています。
加齢によって肌が乱れることで、シミとして表面に出てきてしまいます。
後に後悔しないように、若いうちから紫外線対策をしておくことが大切です。
化粧品でのケア方法については【シミトリーが効かない?使い方にアレをプラスしてみよう!】を読んでくださいね。